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CSTは、グリーンケミストリー教育への世界的アクセスを拡大するためにBeyond Benignとスポンサー契約を締結

米国マサチューセッツ州ダンバース - 2023 年 8 月 29 日

ライフサイエンスの発見や技術を促し、抗体やキット、サービスの提供を行うリーダー企業であるCell Signaling Technology (CST) は本日、世界的なグリーンケミストリーの非営利団体であるBeyond Benignとのパートナーシップの締結を発表しました。科学や技術、工学、数学 (STEM) に関する様々な取り組みを支援し、生命科学におけるサステナビリティを促進するというCSTの継続的な貢献の一環である本パートナーシップにより、研究室で環境に配慮した実践を行うために必要なスキルと専門知識を備えた次世代の科学者の育成を支援します。

「Beyond Benignと同様に、CSTは、ライフサイエンス業界が世界中の生態系に与える環境への影響の低減に精力的に取り組んでおり、サステナブルな未来を実現する上で、次世代の科学者たちが重要な役割を果たすであろうことを認識しています」と、CSTのサステナビリティ担当ダイレクターであるAnthony Michettiは述べます。「学生や教育への投資は、より健全で多様性のあるグローバルコミュニティを目指し、業界全体に変化を促すためにCSTが行う多くの取り組みのうちの1つです。」

CSTとBeyond Benignは協働し、教育者に対し、オープンアクセスのグリーンケミストリー教育のリソースや、教室でのサステナブルな科学教育を可能にするために必要なサポートを提供します。このパートナーシップの一環としてCSTは、2023年秋に発足予定のBeyond BenignのGreen Chemistry Teaching and Learning Community (GCTLC) の設立スポンサーとなりました。GCTLCは、オンラインのプラットフォームであり、世界中の4,000人以上の教員に対しリソースやトレーニングへのグローバルなアクセスを提供する予定です。GCTLCは、次世代の科学者たちがより効果的にサステナブルな思考を身につけ、最終的にはその知識をキャリアに生かすことができるように、教育者たちが必要なスキルを身につける手助けを行います。2025年までに、新卒の化学者の25%がグリーンケミストリーのバックグラウンドを持つことを目標としています。

「Beyond Benignは、この世界で最も差し迫ったサステナビリティに関する様々な課題の解決に役立つ、グローバルコミュニティの変革を助成しています」と、Beyond Benignの共同設立者兼エグゼクティブダイレクターのAmy Cannon博士は述べます。「CSTからの支援は、化学教育における体系的かつ永続的な変化をもたらし、有害物質を削減または排除し、人間の健康と環境を改善するために、よりサステナブルな選択をするための力を将来の世代に与えるために役立ちます。」

Beyond Benignの支援は、CSTによる1% for the Planetへの貢献の一環です。CSTは、地球上で最も差し迫った環境問題に取り組む非営利団体に年間総収益の1%を寄付することを表明しています。

Beyond Benignのグリーンケミストリー コミットメント (GCC) プログラムについての詳細に興味のある高等教育機関の化学部門の方々は、Beyond BenignのGCCウェブページをご覧になるか、Beyond Benignの高等教育担当ダイレクター、Natalie O'Neil博士 ([保護されたメール]) にご連絡ください。

GCTLCプラットフォームの詳細については、Beyond Benignのウェブサイトをご覧いただくか、Beyond BenignのGCTLCシニアプログラムマネージャーであるJonathon Moir博士にお問い合わせください。

Cell Signaling Technologyについて

Cell Signaling Technology (CST) は現役の科学者が設立し、所有・運営する他とは違うライフサイエンス企業であり、製品やサービスの品質、技術革新、科学的厳密性において最高水準を保持しています。CSTは1999年に設立され、米国マサチューセッツ州ダンバースに本社を置き、世界中で600名以上の従業員が事業に従事しています。私たちは常に、世界中の科学者に業界最高レベルの製品とサービスを提供し、発見への探究心を刺激しています。CSTは優れた科学技術の促進のため献身的に活動する思慮深い人々で構成される企業であり、顧客や地域社会、地球のための正しい行動に精力的に取り組んでいます。cellsignal.jp

Cell Signaling TechnologyのTwitter @CellSignal、Facebook @cellsignalLinkedInをぜひフォローしてください。

Beyond Benignについて

Beyond Benignは501 (c) 3の非営利団体であり、日常的に使われる製品の化学的な構成要素が、人と環境にとって健康かつ安全な世界を目指しています。Beyond Benignの使命は、サステナブルな未来のために、化学教育を変革する教育者たちに力を与えるグリーンケミストリーコミュニティーを育成することです。Beyond Benignは、グリーンケミストリーの12原則に基づいたサステナビリティを通して化学とSTEMを教える能力を、K-20 (幼稚園から大学院教育まで) の教育者たちに身につけさせるために活動しています。ツールやトレーニング、相互支援ネットワークを提供することにより、教育者は人の健康や環境にとって安全な製品を作り、選択するためのスキルと知識を備えた次世代の科学者や市民を育成することができます。

グリーンケミストリー分野の共同設立者であるJohn Warner博士と、世界初のグリーンケミストリー分野の博士号を取得したAmy Cannon博士が2007年に共同設立したBeyond Benignは、これまで豊富なサービスを提供してきました。Beyond Benignは、過去15年以上に渡り、サステナブルな科学とグリーンケミストリーについて、6,500人以上のK-12 (幼稚園から高校まで) の教師の養成、200以上のオープンアクセス可能な講義を提供、アウトリーチを通じた35,000人以上の青少年や地域住民の支援、130校以上の大学と提携して行なう化学教育の改革を行ってきました。私たちは共に、サステナブルで健康的な社会を支える、より安全な製品やプロセスを生み出す環境に優しい技術革新の開発を促進します。

Beyond Benignのニュースレターへのサインアップ、Twitter @BeyondBenign、Facebook @BeyondBenignLinkedInへのフォローをぜひお願いします。

CSTメディアおよび報道担当

Rebecca J. Reppucci (MBA)
Cell Signaling Technology, Inc.
Senior Director, Global MarComm & Technology
電話:978-880-3334
Eメール:[保護されたメール]

Beyond Benignのメディアとプレス

Nicki Wiggins
Beyond Benign, Inc
Chief Operating Officer (COO)
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