ユビキチン結合: CUE ドメイン(領域)
CUE domain of the yeast Cue2 protein bound to ubiquitin (red).
ドメインの結合および機能
CUE ドメインは最初、酵母のCue1(coupling of ubiquitin to ER degradation; ユビキチンの小胞体分解への共役)とヒトのTollip タンパク質の間における相同性部位として報告された。このドメインは約40アミノ酸残基の長さを持ち、小胞体における折りたたみを誤ったタンパク質の分解やタンパク質の仕分けなど、さまざまな機能を持つタンパク質に見出される。CUE ドメインは単量体およびポリマーのユビキチンの両方に結合することが示されているが、いくつかのCUE ドメインを含むタンパク質はそれ自体がCUE ドメイン依存性にユビキチン化される。
構造
CUE ドメインは、構造的にユビキチン結合性のUBA ドメインに関連があり、3本のヘリックスの束から構成されている。α-ヘリックス1の中の保存されたMFP モチーフとα-ヘリックス3の中のLLモチーフは、保存されたユビキチンの疎水的なパッチ(斑部分)と相互作用する。このCUE ドメインはまた、ユビキチンと余分に接触でき、その結果、より高い親和性でユビキチンに結合するような、ドメインを交換した二量体としても存在することが報告されている。
参考文献
- Kang, R.S et al. (2003) Cell 113(5), 621–630
例: ドメインタンパク質
例: ドメインタンパク質と結合パートナー
| CUE Domain Partners | Binding Partners |
| Vps9 | mono and polyubiquitin |
| Cue1 | mono and polyubiquitin |
| Tollip | monoubiquitin (polyubiquitin not tested) |
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生