リン脂質結合: GLUE ドメイン(領域)
The GLUE domain of Vps36 (EAP45).
ドメインの結合および機能
GLUE(GRAM-Like Ubiquitin-binding in EAP45; EAP45におけるGRAM 様のユビキチン結合)ドメイン構造は、樽様の構造を形成する2つの湾曲したβ-シートと、1本の長いα-ヘリックスを持つ、典型的なPH ドメイン構造をとる。GLUE ドメインは、構造的には分割されたPH ドメインに似ているが、ホスホイノシチドのポケットは明らかにPH ドメインのものとは異なる。ESCRT(the endosomal sorting complex required for transport; 輸送に必要なエンドソーム選別複合体)の複合体の主要な構成成分は、小胞輸送経路の異なる段階において動員されるタンパク質である。GLUE ドメインは、PtdIns3P の結合、およびVps36 のエンドソームへの輸送を可能にする点において、重要な役割を果たす。GLUE ドメインのPtdIns3P を含む小胞への親和性は、およそ0.1 μMである。GLUE ドメイン内部の変異は、脂質の結合を阻害し、その結果、ユビキチン化された積荷(輸送されるタンパク質)の選別の欠損につながる。さらに、Vps36 のGLUE ドメインは、ユビキチンを認識する2つの内蔵されたNSF ドメインを持つ。
参考文献
- Teo, H. et al. (2006) Cell 125(1), 99–111.
例: ドメインタンパク質
例: ドメインタンパク質と結合パートナー
| GLUE containing Proteins | Lipids Binding |
| Vps36 | PtsIns3P, PtdIns4P, PtdIns(3,4)P2, PtdIns(3,5)P2 |
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生