その他: PDZ ドメイン(領域)
The third PDZ domain from PSD-95.
ドメインの結合および機能
PDZ(Postsynaptic density 95, PSD-95; Discs large, Dlg; Zonula occludens-1, ZO-1)ドメインは、もっとも高頻度に出てくるドメインの1 つで、およそ90アミノ酸残基から成り、多種多様なシグナル伝達タンパク質において類似の配列を持つ部位として同定された。PDZ ドメインは、単独または複数のコピーとして存在し、ほとんどいつも細胞質タンパク質に見出される。PDZ ドメインは6つのβ-ストランドと2本のα-ヘリックスから成り、ぎっしり詰まった球状構造をしている。PTB およびPH ドメインと同様に、PDZ ドメインは共通のペプチド結合特異性を欠いていて、ペプチドおよび脂質と相互作用することができる。現在、4つの異なる種類のPDZ 相互作用が存在する。すなわち、ペプチドの中のC末端のモチーフの認識、ペプチドの中間部分のモチーフの認識、PDZ‐PDZ 間の二量体形成、および脂質の認識である。さらに、C末端ペプチドと相互作用するPDZ ドメインは、特異性によって3つの別の種類に分類することができる。
参考文献
- Doyle, D.A. et al. (1996) Cell 85(7), 1067–1076.
例: ドメインタンパク質
例: ドメインタンパク質と結合パートナー
| PDZ Domain Proteins | Binding Partners | Class Type |
| PSD-95 | NMDAR2A,B Shaker-type K+ channel | Class I: X-S or T-X-V |
| NHERF or EBP50 | β2 –adrenergic receptor | Class I: X-S or T-X-L |
| CASK | Neurexin, Syndecan | Class II: X-Ψ-X-Ψ |
| nNOS | Melatonin Receptor | Class III: X-D or E-X-Ψ |
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生