その他: PWWP ドメイン(領域)
PWWP Domain of Mammalian Dnmt3b.
ドメインの結合および機能
PWWP ドメインは最初、WHS(Wolf-Hirschhorn Syndrome; Wolf-Hirschhorn症候群)決定部位にある遺伝子から同定された。転移した型のWHSC1 は、形質細胞腫(plasmacytoma)としても知られるリンパ系のMM(Multiple Myeloma; 多発性骨髄腫)疾患に関連する。同定されたドメインは、中央の核となる部分のプロリン-トリプトファン-トリプトファン-プロリン残基に基づいて、PWWP と名付けられた。およそ135アミノ酸残基から成るPWWP ドメインは、酵母から、およそ2ダースのヒトのタンパク質を含む、哺乳類までの真核生物のタンパク質に見出される。PWWP ドメインのN末端側半分は、SAND ドメインに似た、樽状の5本のストランドから成る構造を示し、一方、C末端側部分は、5本のヘリックスの束で出来ている。PWWP ドメインは、DNA メチル化、DNA 修復および転写調節に関与する。Dnmt3b2 のPWWP ドメインは、DNA 結合に役割を果たすと思われる塩基性の表面を持つ。
参考文献
- Qiu, C. et al. (2002) Nature Struct. Biology 9(3) 217–224.
例: ドメインタンパク質
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生