クロマチン再構築: TUDOR ドメイン(領域)

Chromatin Remodeling: TUDOR Domain

The double TUDOR domain of JMJD2A bound to a tri-methylated histone H3-K4.

ドメインの結合および機能

TUDOR ドメインは、元来はショウジョウバエのTUDOR タンパク質(後部系の遺伝子)で見出された50アミノ酸残基からなる部分として同定された。ヒトSMN のTUDOR ドメインの三次構造は、5つのβ-ストランドと樽状の折りたたみから構成される、強く曲がった逆向き平行のβ‐シートを形成する。TUMOR ドメインは、その後、RNA 結合に関与する多くのタンパク質に見出された。TUMOR ドメインをもつ2つのタンパク質、53BP1 とJMJD2A は、異なる折りたたみ構造を持つタンデムかまたは二重のTUDOR ドメインを含む。これらのタンパク質の異常な折りたたみ構造は、メチル化ヒストンの認識に必要である。53BP1 によるリシン79位がメチル化されたヒストンH3(methylated H3-K79)の認識は、これがより高次のクロマチン構造に応答して、DNA 損傷のセンサーとして関与することを示唆する。

参考文献

  1. Huyen, Y., et al (2004) Nature 432 (7015) 406–411.
  2. Huang, Y., et al (2005) Science 312 (5774) 748–751.

例: ドメインタンパク質

Chromatin Remodeling: TUDOR Domain

例: ドメインタンパク質と結合パートナー

TUDOR Domain Proteins Binding Partners
53BP1 methylated H3-K79
JMJD2A methylated H3-K4, H4-K20
SMN

翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生

Reference