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リン酸化セリン/トレオニン結合: MH2 ドメイン(領域)

Phospho-Ser/Thr Binding: MH2 Domain

The phosphorylated (Ser465 and Ser467) Smad2 MH2 domain.

ドメインの結合および機能

機能的に分類した3つのSmad タンパク質には、コメディエーターSmad(co-mediator Smads, co-Smads)、受容体調節Smad(receptor-regulated Smads, R-Smads)、およびSmad阻害因子(inhibitory Smads, I-Smads)がある。これらのSmad タンパク質は、N末端のMH1 およびC末端のMH2 ドメインが高度に保存されている。MH2 ドメインは、リン酸化セリン残基に結合性の保存されたループ‐ヘリックス部位を持つ中央のβ‐サンドイッチを含む。リガンドが受容体に結合した途端、R-Smad はTGF-β 受容体-I 上のpSer-X-pSer モチーフに誘引され、そこでR-Smad はC末端のSSXS モチーフ内の2つのセリン残基がリン酸化される。これによってSmad は受容体から解離し、co-Smad とMH2 ドメインを介してヘテロ複合体を形成する。さらに、リン酸化されたSmad2 は、リン酸化されたC末端2つ、およびMH2 ドメインが伸長して隣接するドメインと相互作用することができるようになった1つのN末端と対称的なホモ三量体を形成する。重要なことは、がんにおいて、Smad2 およびSmad4 のMH2 ドメイン上にあるリン酸化セリン(pSer)結合表面がしばしば変異していることである。

参考文献

  1. Wu, G. et al. (2000) Science 287(5450), 92–97.
  2. Wu, JW. et al. (2001) Molecular Cell 8(6), 1277–1289.

例: ドメインタンパク質

Phospho-Ser/Thr Binding: MH2 Domain

例: ドメインタンパク質と結合パートナー

MH2 Domain Proteins Binding Partners
Smad1 (R-Smad) Type1 TGF-β receptor, BMPR-I group of receptors, ALK1 group of receptors
Smad2 (R-Smad) SARA
Smad4 (Co-Smad) Smad4 to form trimers by homo-oligomerization

翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生