メチル-リシン結合: LRR ドメイン(領域)
Leucine-Rich Repeats in Rna1p.
ドメインの結合および機能
LRR(Leucine-Rich Repeats; ロイシン-リッチ反復配列)は、さまざまな機能と細胞内分布を示す多くのタンパク質に存在する22-28アミノ酸残基からなるモチーフである。これらの反復配列は通常、タンパク質-タンパク質間相互作用に関与し、連続的に作用するときには、球形ではなく、三日月形の構造をとる。連続するロイシン-リッチ反復によってとられたこの三日月形の形状は、溶液に面し、伸張し、窪んだ表面を持つ平行なβ‐ストランドを生じ、それがタンパク質-タンパク質相互作用の足場として作用する。構造的に保存された三次元的な折り目の表面に、適切な方向性を持って配置された異なる残基は、それぞれのLRR の三日月の特別な機能を定めている。たとえば、RNAse 阻害剤とU2A のLRR の足場は、この三日月の窪みの内側の表面を介してそれらの標的と相互作用するが、その一方、S. pombe のRna1p においては、Ran 結合部位は三日月の側面上でβ-ストランドとα-ヘリックスをつなぐループ部位の中に存在する。
参考文献
- Hillig, R.C. et al. (1999) Mol. Cell 3(6), 781–791.
例: ドメインタンパク質
例: ドメインタンパク質と結合パートナー
| FHA Domain Proteins | Binding Partners |
| RNAse Inhibitor | RNAse |
| Rna1p | RAN small GTPase |
| TAP | Constitutive transport element (CTE) of retroviral RNAs |
| U2A' | Ribonucleoprotein domain of U2B' |
| CIITA | MHC class II promoter binding complex |
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生