その他: PUF ドメイン(領域)
The PUF domain of Pumilio bound to RNA (red).
ドメインの結合および機能
PUF ファミリータンパク質は、酵母からヒトおよび植物に至る生物間で高度に保存されている。すべてのPumilio/PUF タンパク質は、N末端およびC末端の両側に並んだ、Pumilio 相同ドメインと呼ばれる部位とともに、8個の反復するサブユニットで構成されるC末端ドメインを持つ。Pumilio 反復タンパク質は、標的のmRNA の3’側非翻訳領域と配列特異的な相互作用を通じてmRNA の安定性と翻訳を制御することにより、発生のさまざまな局面を調節する。このドメインとRNA の相互作用の親和性および特異性は、個々のRNA の塩基に接する3つの保存されたアミノ酸残基を使ってRNA 塩基と接触するそれぞれのPumilio サブユニットを繰り返し使用することによって決まる。
構造
図には、ヒトPumilio(PUF)ドメインを持つタンパク質のPumilio1 がRNA と複合体を形成する構造を示す。8個のpumilio 反復配列が、このタンパク質の凹面を使ってRNA に結合する。構造的には、これらのドメインは、Armadillo(ARM)反復タンパク質、β-catenin およびkaryopherin αと似たα-ヘリックスの反復タンパク質である。
参考文献
- Wang, X. et al. (2002) Cell 110(4), 501–512.
例: ドメインタンパク質
翻訳監修: 大阪薬科大学 生体防御学研究室 天野富美夫先生